日曜日

普段の日曜日は公園に行きギターを弾きます。

公園には様々な楽器の人がいてセッションが開かれます。


そこには様々なジャンルの人が来ており、ジャズ・クラシック・フラメンコ・演歌・ブラジルなど、多種多様のジャンルが集まってきます。

私は知り合いに連れて行かれその公園の常連になりました。


当時セミプロとして活動していた私は、音楽に飢えるように練習に没頭していました。

しかし、一人では練習に限界があります。


飽きは最大の的です。

譜面を目の前にしても集中力が途中で切れることがありました。

しかし、公園で練習するようになると楽しみながら出来るのです。

たぶん、障害になるものが無かったからなのでしょう。

テレビ・PC・マンガ・・・


練習をしていく度に仲間が増えていきました。

絶対に知り合わない人も公園という同じ空の下で練習するだけで仲間がどんどん増えました。


仲間が増えるとレパートリーも自然と増えていき、どのジャンルでも合わせられるようになるというもってこいの場所になりました。


特に難しかったのは演歌です。

演歌のフィーリングは独特でリズムは合っていても雰囲気がでないものです。


よく、私はおじさま達に「何か違うんだよねぇ」なんて指摘を受けたこともありました。


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